「ドージンワーク」作品紹介ページ


■ドージンワークとは


ドージンワークはヒロユキが芳文社さんより発行されている「まんがタイムきららキャラット」で
2004年10月から連載している同人界が舞台の4コママンガです。
今まで4コママンガをまともに描いたことが無かった自分がひーこら言いながら描いてます。

キャラクターのキモイ言動が明らかに雑誌に合ってないと多方面に言われながらも
それが逆に印象に残ったのかなんなのか、意外なことにかなりの好評を頂き、
このたび遂に単行本を発行することになりました。


■あらすじ


友人・露理の誘いで同人誌即売会に足を踏み入れた長菜なじみ
幼馴染の超大手作家ジャスティスなどにも影響され、同人活動を開始する。

素人のなじみは当然絵も下手なら漫画もまるでダメ。
大ヒットを目指し頑張るがその道のりは果てしなく長い。
そんな中一人のファンがついたり、新しい出会いもあったりしながら
変な仲間とともに歩んでいく、
そんなちょっとダメで、でもやたら楽しい毎日
(帯より抜粋。僕が考えたわけじゃないですよ!)


■キャラクター


長菜なじみ(おさななじみ)

多分本作の主人公。

友人に影響され同人誌を書き始める。
しかしへたくそなのでまるで売れず、色々大変そう。

時折萌え四コマ雑誌の主人公にあるまじき表情をするのが
作者としては悩みの種。
デザイン上の特徴がまるで無いのが特徴。
エロ本作ったりする割に、結構恥ずかしがり屋な面も。

この若さですでに老後に安定した生活が出来るか心配しており、お金の大切さを序盤はよく語っていた。
同人誌でも何とかして大ヒットを飛ばしたいと思っている。
あとお金に疎い友人の心配も心のすみでしているらしい。

守銭奴キャラじゃないんですよ!
この不況の時代に将来の心配をしてるだけなんですよ!

露理(つゆり)

なじみのクラスメイト。

表情が少ないクールガール。
その割に真顔でおかしなことを言ってくる。

なじみより先に同人誌を書いており、
地味ながら堅実に売れている。
エロマンガ。

作者的に行動が読めないキャラ1位。
なじみが少女らしい行動を取ると動揺する。

基本的に自分が楽しい事が好きで、
それ以外のことはまるで気にしない。

ジャスティス

多分も何も、間違いなく本作で一番人気のキャラクター。

なじみの幼馴染であり、超大手サークルを運営している。
しかし、読者に読んでもらえればそれでOKという姿勢を持っているため、本の原価販売という手法を取っている。

紳士的な変態という感じで、色々と変な言動が多い。
…と思っていたら、ある人物の登場以降、
色々とうぶな面があったり、割と常識人であることが判明。
でもやっぱり色々と思考が斜め45度。

そのあたりが理由なのかは分からないが、
意外と女性読者のファンが多い。(リアルな話)
ジャスティスよりも僕を見て欲しいというのが作者の本音。

北野ソーラ(きたのそーら)

ジャスティスに惚れてしまった少女。
年の割に器用で、同人誌即売会に初参加で本が完売という好成績を残す。

年相応の明るい性格で回りをかき回すマスコット的存在。
実は他の誰よりも恋愛ごとに敏感だったりもする。
なじみや露理にジャスティスを取られないように
今日も奮闘する。

キスより先は結婚してからね。

定位置はジャスティスの腕。とてもコンパクト。
いつもお尻を触られているんです。


■ヒロユキの戯言


このマンガは4コママンガという形を取っています。
4コマ一本一本の面白さを追求するのは当然のことですが、
一本一本よりも、一話全体を読んだ時の方が面白く、
一話一話読むよりも、単行本でまとめて読んだ時に、もっと面白く読めるように工夫しているつもりです。

一話一話が連続している話も多く、その中でキャラクター同士が色々な関係を築いていき、
どんどんと関係が発展していきます。
全然関係ありませんが、下ネタも割とあります。
仕方ないんですよ。舞台が舞台なんですから…

ストーリー展開も、自分が与えるのはきっかけだけに留め、
後はキャラクター同士の掛け合いの可能性を追求することで話を作るという手法をとっています。
キャラクターが魅力的かどうか、それを一番大事に考え書きました。
単行本ではかなり多くの作画修正を施し、雑誌掲載時よりはるかに高いクオリティーでお届けいたします。
是非第1巻、12月26日に発売いたしますので、宜しくお願いします!